鎌倉新仏教と旧仏教のまとめ 日本史Bの常識37

日本史B

鎌倉時代の仏教

鎌倉時代には6つの仏教の新しい宗派が誕生しました。一方それまであった仏教の宗派は旧仏教と呼ばれ、新仏教に対抗して改革を行った宗派がいくつかありました。

以上の内容についてまとめて覚えていく必要がありますが、とくに新仏教の内容はかなりややこしくなっています。

覚える内容としては宗派名、開祖、中心寺院、著書そして特色について理解する必要があります。

念仏

鎌倉新仏教は3種類ありまず念仏により信仰する宗派です。

浄土宗

浄土宗は法然を開祖とした宗派です。中心寺院は知恩院。著書は選択本願念仏宗。ひたすら南無阿弥陀仏と唱える専修念仏を行えば極楽浄土に行けるという教えです。

浄土真宗

浄土真宗は親鸞を開祖とした宗派です。親鸞は法然の弟子でした。主要寺院は本願寺。著書は教行信証。悪人正機説という悪人こそ阿弥陀仏如来が救おうとする相手であるという教えです。

時宗

時宗は一遍を開祖とする宗派です。主要寺院は清浄光寺。著書は一遍本人が死ぬ前に燃やしてしまったため残っていません。
念仏さえ唱えて入れば全員が極楽浄土に行けるという教えです。時宗の特徴である踊念仏を描いた絵は有名です。

題目

題目とは南無妙法蓮華経のことです。次にこの題目を唱える宗派です。

日蓮宗

日蓮宗はその名の通り日蓮が開祖です。中心寺院は久遠寺。著書は立正安国論。題目を唱えれば救われるという教えです。他の宗派をとにかく批判しまくったことで有名です。

座禅を組んで悟りを開く宗派です。

臨済宗

臨済宗は栄西を開祖とする宗派です。中心寺院は建仁寺。著書は興禅護国論。数々の問題が与えられそれらを解決していくことで悟りを開くという教えです。これを公案問答と言います。

幕府に最も信仰された宗派で、重用されました。

曹洞宗

曹洞宗は道元を開祖とする宗派です。中心寺院は永平寺。著書は正法眼蔵。ひたすら座禅するという只管打坐を行うことで悟りを開くという教えです。

寺院の所在地

建仁寺、知恩院、本願寺は京都にあります。

永平寺は福井県、久遠寺は山梨県、清浄光寺は神奈川県にあります。

旧仏教

奈良時代に誕生した南都六宗の改革です。法相宗は貞慶、華厳宗は明恵、律宗は叡尊・忍性により改革が行われました。忍性は北山十八間土を設立したことでも有名です。

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