樺山資紀
日本史を学ばなかった人
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日本史を学んだ人
蛮勇演説!!
どんな人??
樺山資紀で覚えなければならないのは「蛮勇演説」と初代台湾総督であること。
彼の持つもっとも有名な称号は海軍大将!!この時代の用語って結構かっこいい用語が多いですよね。(そんな軽い感じでとらえてはいけないのでしょうが)
また役職としては山県内閣と松方内閣の時に海軍大臣を務めています。
そしてこの時かの有名な「蛮勇演説」を行います。当時の国会は民党VS政府という構図ができていました。そして海軍などの軍はもちろん政府側です。
民党の主張は国民のためにお金を使うこと。政府の主張は軍の拡張のためにお金を使うこと。
当時の国会議員は制限選挙で選ばれていましたが、選挙の内容が制限されていたわけではありません。だから当然勝つのは民党。
そして民党は国民のためにお金を使うことを主張します。
樺山資紀は根っからの軍人ですからこれに怒りを感じて民党を厳しく批判、政府こそが正しいことを力説!!
だからなんとなく樺山資紀って怖い人なのかなという印象があります。というか当時の人物は軍人とか政府の人は怖い人で民党の人は優しい人なのかなというイメージがあります。実際はよくわかりませんが。
樺山資紀は怒りに任せて厳しい演説をしてしまい、民党から大ブーイングを受けて国会は解散となります。
でその後どうなったのかと言えば別に何事もなかったかのように相変わらず重要なポストに就きます。
当時の軍人はなんかミスったことをしても別に何事もなかったかのような状態なので不思議ですね。
さらにそのあとは台湾の初代の総督につきます。
(とりあえず初代総督ってことだけ覚えておけばよい)
台湾総督をやめてもさらに要職に就きまくり70歳を超えてようやく軍を退官します。
まあこのように特に失敗もなく失敗しても要職をやめることなくということで順調な人生を送られた方です。
それで歴史にも名を遺すわけですからあまりいいことをした人とは言えませんが本人にとっては輝かしい人生だったのでは?
それにしても本当に顔が怖い・・・・。
まとめ
とにかく顔が怖い人!!
覚えてやる必要なんかない。(テストには出るかもだけどねー)
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