映画原作 冲方丁「12人の死にたい子どもたち」の感想&注目ポイント ラストは意外と…

「12人の死にたい子どもたち」

「12人の死にたい子どもたち」という映画が来年の1月に公開されます。監督は堤幸彦ということもあるのかこの映画は変わった宣伝がしていました。



この映画に登場する12人の子ども役の写真が最初に発表されたときすべての顔が白く塗りつぶされていて顔の雰囲気はわかるけど実際誰なのかはわからないようになっていました。

11月下旬に顔の塗りつぶしが消された12人の顔写真が発表されようやくキャストが明らかになりました。人気上昇中の若手俳優が多く出演することがわかり若手オールスターと呼ばれ注目を集めています。



そしてさらになぜか4番のキャストだけは明らかにされませんでした。これは原作を読んでいれば理由がわかると思いますが若手の中でもかなりの大物であることが予想されます。

あらすじ

12人の死にたい子どもたちはどんな話なのでしょうか。早速あらすじを見ていきましょう。



廃病院に12人の子供(中高生)が集まり、その場で集団安楽死を決行しようとしていました。

この集まりではいくつか決まりがありその一つが全員が安楽死の決行に賛成しなければ実行されないというものでした。

子どもたちはみなすでに決心した状態でこの場に集まっていたため決まりごとに関係なくすぐに安楽死は実行されると思われました。

しかし「13人目」の死体の存在がその状況を狂わせることに。

12人のキャラクター

この小説はタイトル通り12人の中高生が登場します。12人は多いように感じますがそれぞれが特徴的な性格を持っていてその12人が繰り広げる議論には目が離せません。

12人全員がそれぞれ主観となるパートがあり順番にその視点が変わっていく構成となっていて周りからこう見えていてもない面ではこう考えていたり、別の人をこう思っていたりと場面によって見え方が変わるのも面白いところです。



それぞれいいキャラクターの12人ですがなかでも注目は6番のメイコと7番のアンリです。この2人がこの物語のキーパーソンとなる人物です。

4番のリョウコも注目の人物です。その理由は原作か映画を見てください。

ラストは意外と…

タイトルが12人の死にたい子どもたちということで中々重い話になっているのかと思われるかもしれませんが意外と気分よく読み終われました。

事情を持つ12人が集まっているわけですが全体的には暗い内容はあまり多くありません。

中高生ならではの人間ドラマそして「13人目」にまつわるミステリーどちらも楽しんで読めます。

そしてオチはまさかの・・・。

映画

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感想(1件)

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