災害が少ないを売りにしていた岡山県
ー岡山県は確かに災害が少なかった・・・
岡山県は極めて災害の少ない県でした。さらに言えばこれから先も災害が起きる可能性は少ないと考えられていました。いわゆるこれが岡山県の安全神話です。
その理由はまず大地震が起きたことがなくまたこれからも起きる可能性が低いことです。
目立った断層が岡山県にはないためこれから先大きな地震が発生する確率は極めて低いとされています。岡山県の大部分は大地震が起きる確率は0.1%以下の領域です。
そして大きな津波に見舞われる可能性もほとんどありません。それは岡山県が面している海である瀬戸内海は地震の多いエリアからは離れているからです。
水害の方は?
水害の場合はどうでしょうか。まず岡山県は台風により大きな影響受ける可能性は低いと考えられます。その理由はもし岡山県を台風が通ったとしてもその台風はすでに上陸してから時間が経っているものが多く岡山県を通るころにはかなり弱まっていることが多いです。
またこれは理由は分かりませんが台風の進路が岡山を避けるようにしてずれていくことも多々ありました。
根拠のない安全神話
地震・水害が少ない理由を紹介しましたがこれはあくまでも憶測であり絶対に災害が起きないことを証明しているわけではありません。
しかし実際ここ数年日本の至る所で大きな災害が起きている中で岡山県は大きな災害がなくいつしか岡山県は岡山は災害が起きないというあまり根拠のない安全神話を掲げるようになりました。
そして災害が少ないことを売りにして県外からの移住を増やそうとしていました。そんな時ついに岡山でも大きな災害が起きてしまいました。
平成30年7月豪雨
今年の7月の大雨により岡山県では至る所で浸水の被害がでました。また岡山県には関係ないものだと思われていた特別警報が岡山県で初めて発令されました。
まさかあの岡山でと思った人もいるかもしれません。やはり安全神話は根拠の乏しいものだったのでしょう。
これで岡山県は災害の少ないことを売りにするのは難しいでしょうから岡山県のこれからが不安になります。
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