geforceの新機能
本日geforceドライバの最新アプデが配信され、新機能rtx video super resolutionが利用可能となりました。この機能はRTXシリーズのAIの性能を生かし、ブラウザの動画のアップスケーリングが可能となるものです。rtxシリーズであれば利用可能ですが、rtx20シリーズは後日対応とのことです。
YouTube,Abema・・・etc
新機能はブラウザ上で再生する動画の画質を簡単に向上させることのできる機能で、4Kモニターでよく動画を見る人にはかなり恩恵があると思います。私はYouTubeやAbemaで利用してみましたが、かなりこの機能の恩恵を感じることができました。4Kモニターで動画を見る場合、モニターにアプコン機能はないので、フルHD画質だと、どうしても少しぼやけて見えてしまっていたんですが、これがかなり改善された印象です。ただし、AIによるものなので、場面によっては、うまく機能していないと感じる部分もありました。
設定方法
nvidia設定の、ビデオイメージ設定の調整の項目から設定できます。1~4の数字で設定して、4が最高画質となります。
最大の問題は消費電力
設定を変えるだけで簡単に利用できるので、ずっと使いたいと思える機能なのですが、一つ大きな問題点があります。それはこの機能を利用する場合、結構な消費電力になります。特に動きが速い動画の場合、RTX3080tiで最高設定にすると、GPUの消費電力は平均で300W以上でした。つまりゲームをするときと同じくらいのGPUの使用量となります。長時間の使用は厳しそうだという印象です。
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