ニセコイが実写映画化
今年の12月にジャンプで連載していた「ニセコイ」が実写で映画化されるようです。「ニセコイ」が実写映画化されると聞いたときはまさかと思いましたがここ数年は普通は実写化されないような漫画がよく実写化されているのでその流れを考えればこれからも実写化がありえないような漫画が実写化される流れは続きそうです。
数年前までは少女漫画がよく実写化されている印象でした。少女漫画は少年漫画と比べれば現実に近い内容であるので実写化しやすいのかもしれません。しかし結構な数の漫画を実写化したので最近は少し数が減っているような印象です。
代わりにここ数年少年漫画の実写化が多くなっている印象です。しかし少年漫画は基本的には非日常的な話が多いので必然的に予算が多くなってしまいそうですしビジュアルに特徴のあるキャラクターが多いので必ずと言っていいほどキャスティングには賛否両論が出るなど少年漫画の実写化はかなり困難が付きまといそうですがそれでも実写化をするというのは気合のある製作陣が多いのかそれとも話が足りないかのどちらかなのでしょうか。
実写化しやすい方
「ニセコイ」は少年漫画ですがこの世のものでないものが登場したりありえない能力が使えたりすることはないですから実写化することは難しくなさそうですがそれ以外の問題があり、やはり賛否両論となっています。
まず少年漫画の実写化で一番問題となるのはキャスティングとビジュアルです。原作に近づけすぎるとコスプレみたいになってしまいますしあまり似せないと非難の声が多くなったりということで特にビジュアルは難しいものとなっています。
映画「ニセコイ」の主要キャストのビジュアルは先日発表されました。個人的な感想では思ったよりも原作に近いビジュアルになっている印象でした。
ヒロイン桐崎千棘役を演じる中条あやみさんはなんと原作通り髪を金髪にしたようです。また主人公一条楽を消すために途中から登場する鶫誠士郎役を演じる青野楓さんは原作の作者もコメントしていますが漫画のビジュアルのままと言ってもいいほどです。
ということで個人的にはビジュアルの印象いいですがやっぱり賛否両論は出てしまうのでしょうか。
もう一つの問題は「ニセコイ」の面白さが映画で出せるかです。あのドタバタとした面白さが出せるかどうかはキャストの人がどれくらいはっちゃけた演技ができるかにかかっているのでしょうか?