中学時代の謎の想い出
学生時代の中でも特に変なことが多く起こる中学時代(特に中二)。私が中学の時に体験した謎の想い出を紹介します。
学校前にあった心臓破りの坂
私が通っていた中学校は少し高い位置にあり、そのため通学路の最後はかなり急な坂を登らなけらばいけませんでした。
私は自転車通学だったのですが普通の通学タイプの自転車では登るのは難しい坂であったため多くの自転車通学者は自転車が下りて押して歩いていました。
この坂は部活のランニングでもトレーニングでよく使われており通称「心臓破りの坂」でした。(何かの真似!)
自転車で降りると爽快!
登りの時は非常につらいこの坂ですが下りは非常に楽です。
ペダルはもちろん漕ぐ必要はなく一瞬で坂の下まで到達します。下まで降りるとかなりスピードが出るため(時速数十キロ!)かなり爽快に走ることができ、多くの自転車通学者はこの坂を走り下りていました。
しかしある条件でこの坂走り下りると、かなりの高確率で骨折という大けがを負うことになります。
けがをする条件
高確率でけがをしてしまう条件は自転車のブレーキが故障しているときです。
学校前にあったこの坂はかなり急な坂であるためノーブレーキで降りると坂の下に到達したとき時速40キロを超えるそうです(試したことはありません)。
坂の下はT字路になっており坂の下まで降りると直角に曲がる必要があります。しかしもしブレーキが壊れており下まで到達してこの操作をすることは不可能です。つまりブレーキが壊れていれば選択肢は自転車から飛び降りるか坂の下にあるガードレールに衝突するしかありません。
どちらを選んでも大けがは避けられません。
よって相当な自転車操作のテクニックを持たない人以外はもし坂を下りる前に自転車のブレーキが壊れていることに気づかなければ高確率でけがを負うことになります。
骨折者が続出した期間もあったので何か規制がかけられるかと思いましたが私が卒業して数年たった今でもほとんどの人が自転車で走り下りているので自己責任ということになっているのでしょうか。
ちなみに私はほぼ毎日走り下りていましたがブレーキが壊れていなかったのでけがはしませんでした。
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