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花粉症は春だけではない

 3月中旬となりスギ花粉がピークの時期となってきました。花粉予報は毎日のように「非常に多い」でなかなか外に出にくい状況が続いています。

 このように3月、4月は花粉症の人にとってはつらい時期ですが、花粉症の症状が現れるのはこの時期だけではありません。

 長らく花粉症の人にとっては常識かもしれませんが、花粉症でない人は知らない人も多く、この時期に花粉症?と言われてしまうこともあります。

 春以外にはどんな花粉症があるのでしょうか?

カモガヤ

 私が病院で検査したところ最も反応が現れたのがこのカモガヤです。

 カモガヤ花粉の飛散時期は5月から7月。スギ、ヒノキは4月までであることから、4月を過ぎても症状が現れる場合はカモガヤをアレルギーに持っている可能性があります。

 カモガヤは外来種ですが入ってきた時期は明治時代と古いため、現在では日本全国に分布しています。

ブタクサ

 私は花粉症のピークが2回あり、3月そして10月もひどい症状が現れます。その原因となる植物がブタクサです。

 ブタクサはスギ、ヒノキに次いで症状のあらわれる人が多い花粉症です。飛散時期は8月から10月。私と同じように飽きも花粉の症状が現れる人はブタクサをアレルギーに持っているかもしれません。

 ブタクサも外来種ですが、かなり前から定着しており、現在では日本全国にあります。

イネ

 日本の主食であるコメ。そのコメを実らせるイネも多くの人のアレルゲンとなっています。

 飛散時期は5月から6月ですが、実は注意が必要なのは秋なのです。

 秋、稲刈りの時期にイネに残っていた花粉が舞い上がってしまい、それが原因で秋にイネ花粉による症状が現れることがります。

 私の家の周りには田んぼが多くあり、稲刈りをする時期にひどい花粉症の症状があらわることがあります。

ヨモギ

 ヨモギ餅とかで有名なヨモギですが、このヨモギにより花粉の症状が出ることもあります。

 ヨモギの時期は8月から10月。ヨモギはいろんなところにいるので知らず知らずのうちに花粉を浴びることになるかもしれません。

 ちなみにイネ、ヨモギは花粉によるアレルギーの場合は食べる分には何の問題もありません。

最後に

 カモガヤ、ブタクサ、イネ、ヨモギはスギ、ヒノキに続く4代花粉であり多くの人がアレルゲンを持っている可能性があります。春以外にも症状が現れる場合は一度病院で調べてみるのがいいと思います。

 ただしやっぱり一番症状がひどいのはみんな春です。とにかく春はしっかりとした対策が必要です。