アジア大会開幕
アジア地域のオリンピックともいえるアジア大会がインドネシアのジャカルタでいよいよ開幕します。
アジア大会は日本ではあまり注目度が高くなく、またテレビ放映は今までほとんどなかったので知らない人も多いかもしれません。
しかし今回のアジア大会は東京オリンピック前ということもありTBSでは連日テレビ放送があるなど今までと比べると少し盛り上がるかもしれません。
アジア独自の種目も多数
アジア大会は本家オリンピックを大きく超える41競技が実施されます。
なぜこんなにも競技数が多いかと言うとオリンピックで行われる競技に加えてアジア地域で盛んになっているスポーツが多く取り入れられているからです。
その例としてはまず日本発祥のソフトテニスです。ソフトテニスは日本では盛んに行われていますが世界的にはそこまで広がっていません。そのため本家オリンピックで取り入れられる可能性は低いですがアジア大会ではかなり前から行われている競技です。
また空手、カバディ、セパタクローなどもアジア発祥のスポーツでオリンピックでは実施されていませんがアジア大会では以前から実施されています。
トランプ? 過去には将棋やチェス!
アジア大会はアジア発祥のスポーツ以外にもかなり変わった競技が実施されています。
例えばボウリング、それからパラシュートを用いたスポーツであるパラグライディングというスポーツが行われます。
そして今大会で最も変わっている競技はトランプカードを用いたブリッジです。なんとアジア大会ではトランプの一つのゲームであるブリッジが正式競技として採用されています。
トランプを用いたゲームですのでもちろん体は動かさず頭で考えるスポーツです。
しかし過去のアジア大会ではブリッジのほかにも頭のスポーツが正式競技となっていました。それがなんとチェスと囲碁です。本家オリンピックでは考えられないことですね。
残念ながら(?)チェスと囲碁は今大会では行われないようですがそれでもまだ本家オリンピックでは見られないような珍しい競技が存在するので注目してみると面白いかもしれません。
TBSで連日放送
今大会はTBSで連日放送があるようです。さすがにボウリングやブリッジのような珍しい競技の中継はありませんが、水泳や体操といった東京オリンピックにつながるような競技の中継があるようです。