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加賀恭一郎シリーズとは
加賀恭一郎シリーズは東野圭吾の作品の中でガリレオシリーズとならぶ二大シリーズとなっています。
加賀恭一郎シリーズは東野圭吾の作品ではかなり初期から始まったシリーズですがシリーズ最終章となった「祈りの幕が下りる時」が出たのは割と最近です。ということでかなり長い間続いたシリーズとなっています。
加賀恭一郎シリーズは全部で10作品出されましたが、多くの作品が映像化されています。シリーズ後半「赤い指」以降はすべての作品が映像化されています。
このシリーズは多くの作品がありますが、どの作品も本格ミステリーとなっていてミステリー作家としての東野圭吾のすばらしさを感じることのできるシリーズとなっています。
一作目 「卒業」
この作品はシリーズの中で加賀恭一郎は警察官ではなく大学生です。彼の周りで連続して起きた殺人事件を解き明かします。
二作目 「眠りの森」
警察官となった加賀恭一郎が登場します。あるバレエ団で連続的に起きた殺人事件に加賀恭一郎が挑みます。加賀恭一郎が最後に真実を見つけたとき彼は苦悩することになる・・・。
三作目 「悪意」
説明が難しい作品となっています。とにかく騙されます。小説だからこそできたミステリーです。
四作目 「どちらかが彼女を殺した」
妹を殺された警察官が復讐のため独自の調査で犯人を見つけようと奮闘します。加賀恭一郎はそれを邪魔します。さてラスト犯人は・・・?
五作目 「私が彼を殺した」
ある3人に恨みを持たれた小説家は殺されてしまう。果たして殺したのは誰?またもや犯人は・・・?
六作目 「嘘をもう一つだけ」
このシリーズ唯一の短編集となっています。加賀恭一郎がいくつもの悲しい事件に挑みます。
七作目 「赤い指」
ある家族の長男は見知らぬ少女を家で殺してしまいます。両親はこの事実を隠すためにあるアイデアを思いつきます。加賀恭一郎はこの事件にどう挑む?
八作目 「新参者」
東京の下町で殺人事件が起きます。加賀恭一郎がこの下町で様々な人と出会う内に事件の真相が明らかとなっていきます。
九作目 「麒麟の翼」
ある男性が麒麟の翼の像の下で殺されているのが発見されました。
「麒麟の翼」の意味とは?
十作目 「祈りの幕が下りるとき」
シリーズ最終章。加賀恭一郎はある難事件に挑みます。そしてこの事件は加賀恭一郎の母の死の真相とつながっていました。
私が好きな作品は「悪意」
「悪意」は説明の難しい作品ですが本当に面白いです。何度も騙されたと思わされるのですが一番最初にあった「騙し」だけは最後まで気づけません。