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日本の水道水にはプラスチックが含まれている⁉原因は洗濯機?

あなたはマイクロプラスチックを知っていますか?

最近、世界の多くの水道水にマイクロプラスチックが含まれていることが分かり話題になっています。

あなたはこのマイクロプラスチックとは何か知っているでしょうか?

実はマイクロプラスチックの定義は様々なのですが今回話題になっているマイクロプラスチックは大きさが1mm以下のものです。

なぜマイクロプラスチックが水道水に含まれてしまったのでしょうか?

プラスチック製の服

水道水に含まれていたマイクロプラスチックの多くは繊維状でした。

このことが何を意味していているかと言えば水道水に含まれていたマイクロプラスチックはプラスチック製の服から脱落したものであるということです。

現在、多くの衣類(特に安いもの)には原料としてプラスチックが含まれています。

そしてこれらの衣類を洗濯機で洗えば、当然多くの細かい繊維が衣類から脱落することになります。

そしてこれらの繊維は脱水される水とともに下水道を通り下水処理施設へと向かいます。

処理施設で大きなごみは当然取り除かれますが、あまりにも小さなごみは取り除けません。そしてこの取り除けない小さなごみの中にマイクロプラスチックが含まれるのです。

結局マイクロプラスチックは処理されないまま川や海へと流れだします。

マイクロプラスチックは小さいですから上水でも取り除けないこともあるでしょう。

最終的に私たちが使う水道に水にも含まれることとなってしまいます。

人体に影響は無いらしいが・・・

マイクロプラスチックは人体に影響は無いようですがプラスチックを体に取り込んでいると考えるといい気分はしませんよね。

マイクロプラスチックが水道に含まれていく過程を見ていくとプラスチックを分別すればどうにかなる話ではないことが分かると思います。

水道に含まないようにするには天然性の衣類を使用しなければならないようですがあなたも衣類の成分表示を確認してみればわかると思いますがなかなか安物の衣類で天然100%なんて言う衣類はほとんどないと思います。

日本の水道は・・・?

実は水道水の調査は日本では行われれていないようです。しかし発展途上国ばかり調査したわけでもなく調査国には先進国も多く含まれています。

つまり日本の水道にもマイクロプラスチックが含まれている可能性はかなり高そうです。