入りたい部活が無い・・
私の高校時代の部活に関する話です。
私の高校ではすべての学生が何かしらの部活に加入することが義務付けられていました。
中学校時代運動部に入っていた人はほとんどの人が同じ部活に決めていました。
しかし中学で文化部だった私は高校に入って運動部に入るつもりは全くなかったので文化部の中から選ぶ必要があります。
文化部を選択する男子の多くは吹奏楽部に入部していたのですが高校に入って音楽を始める気は全くありませんでした。
しかし私の高校は文化部があまり充実していないため吹奏楽部以外となると男子が入れる部活はかなり限られていました。
最終的に私は3つの部活に絞ったのですがはっきり言うとどれも興味がない。こうして私には入りたい部活が無くなってしまいました。
苦渋の選択
どれも興味がないがどこかには入らなければならない。周りが次々と部活を決めていく中、私はかなり後の方まで悩んでいました。
どれも選べない状況だったので部活紹介で一番印象の良かったところに決めようと思い3つの中で一番印象の良かった将棋部を私は選択しました。
まさかの・・・
苦渋の選択の将棋部でしたが印象は悪くなく、よく考えれば将棋に全く興味が無いわけではなかったので将棋部に決めてよかったと感じていました。
唯一心配だったのは一度も部活の見学に行っていないことでした。なので新入部員がどれくらい入りそうなのかは分かっていませんでした。
ただ何人かは入るだろうという予想があったので友人のいない私は部活の同期の人と友達になれることを期待していました。
しかし初めて部の活動に参加したとき今年の新入部員は私一人であることを知りました。
こうして部活で友人を作るという希望は潰れることとなりました。
部活というくくりでも私は孤独な存在となりました。
後から思ったことですが高校の部活はすでに多くの人が部活を決めているため入部前から仲間を作っておかなければ自ずと1人となってしまうことを知りました。つまり部活から仲間を作ることは不可能だということです。
優しい先輩ばかりの部活
部活で同級生の友人を作ることはできませんでしたが部活は非常に楽しいものでした。
3人いた先輩みな優しい人ばかりで私は気兼ねなく部活に参加することができていました。
また先輩は後輩が私一人しかいなかったので私は非常にかわいがられました。
ということで部活自体は非常に良かったので高校を卒業した今では将棋部に入部していてよかったと思っています。